このワクチンを接種することで、結核に対する免疫が獲得され、感染リスクが低くなります。
予防できる感染症
結核
空気感染で広がります。咳や全身倦怠感などからはじまり、結核性髄膜炎になると重い後遺症を残します。日本ではかなり減少しましたが、まだ年間1万人以上が高齢者を中心に発病しています。
ワクチンの種類
生ワクチン
接種スケジュール
生後5~8ヶ月未満、遅くとも1歳までには接種します。接種が適切に行われれば、接種しなかった場合の25%ほどに結核の発症を抑えられます。
注意点
- ※接種後10日頃から赤いポツポツができ、一部にうみも少しできますが、4週間頃をピークにかさぶたとなり赤みもひいていきます。自然な反応なので、絆創膏など貼らず清潔を保つようにしましょう。
- ただれたり、化膿することもまれにあります。じんましんや呼吸の様子なども、気になる症状があればご相談下さい。
- コッホ現象といい、ゆっくりした経過ではなく、接種後早い段階で接種部位の発赤、腫れ、化膿などがみられることがあります。接種前に感染している場合に見られるもので、この場合はすぐにご連絡・受診をお願いします。