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第二回ケンカル講演会のご報告🐰

KENカルディオクリニック柏の保健師、中村です🌸

昨年の10月に開催しました、子育て講演会&ハロウィン縁日🎃大盛況でしたが、ご報告がまだ出来ておりませんでした💦参加できなかった方にお伝えすべく、こちらに記録を残させて頂きます💡

講演は、小児科医師・看護師チーム・管理栄養士・イントロン薬局の薬剤師チームによる4テーマで行われました。特に小児科の村﨑医師による講演は、私も子育て中に教えてほしかった!と思うような、非常にためになるお話でした!

👇以下、講演内容の詳細と、私の感想も含めお伝えいたします👇

保護者の皆さまの中には、こんなことで受診していいのかな?どこまで質問していいのかな?と受診時に申し訳なさそうにされている方もいらっしゃいます。様々な不安を抱えて、せっかく受診してくださっているのですから、この際どんなことでも聞いてください!と先生はおっしゃっていました。

そして、受診後の経過観察の必要性を訴えられていました。そんなに心配のいらないタイプの、いわゆる一般的な風邪であれば、2~3日経過すると症状が軽快してきます。しかし、初診の段階ではまだ検査をしても陽性が出なかったり、なかなか原因までたどり着けないこともあるため、もし悪化するようなことがあれば必ず数日~1週間以内に再度受診するようにとお伝えしています。

ところが、当院の受診後に別の病院に行かれる方も時々いらっしゃいます。たまたま休診日の関係で、ということももちろんありますが、大抵は「なかなか症状が良くならなくて・・・」、と口にされます。

後医は名医』という言葉があります。経過をたどるごとに情報が増えていくので、あとから診察したほうが診断がつきやすかったり、ちょうど症状軽快の時期に当たって、なんとなく最初の先生よりもあとの先生に診てもらったほうが治りが早かった、という印象が残ることもあるでしょう。

快方に向かうことが一番ですし、保護者の方が安心できるのであれば、それに越したことはありません。しかし、保護者の方とコミュニケーションを取りながら、お家での様子をお聞きし、お子様の症状変化を一緒に診ていくのが、より良い形と言えるでしょう。それがかかりつけ医としての役割だと思います。

最後に、東葛地域の小児科医療の実態も教えてくださりました。小児人口が爆発的に増えている柏・流山・松戸・野田において、慈恵医大柏病院を含めた3つの大きな病院で入院病床数を賄っている状況であり、ベッドの奪い合いになっているということでした。まずは重症化しないような診療サポートを行えるよう尽力したいと、KENカルディオクリニック柏のスタッフ一同、身が引き締まる思いでした。

講演の最中は、お話を聞いているのに飽きてしまったお子さんたちにミニ縁日を楽しんでもらいました🎵また、さまざまな年代の皆様に楽しんで頂けるようなイベントを企画します😊お楽しみに💕