Hib(ヒブ=インフルエンザ菌b型)感染症を予防するためのワクチンです。このワクチンの接種により、Hib(ヒブ)に対する免疫力が高まり、感染症にかかる可能性が低くなります。
予防できる感染症
Hib感染症
冬に流行するインフルエンザとは別のものです。細菌性の髄膜炎やのどの奥の炎症、肺炎など重症感染症の原因となります。かぜなどほかの病気と似た症状がはじめに見られるので、早期診断が難しい病気です。米国では、ワクチン導入により患者数が99%減りました。
ワクチンの種類
不活化ワクチン
接種スケジュール
生後2~4ヶ月の間に3回、7ヶ月以上あけて12~17ヶ月の間に1回、計4回接種します。
注意点
- 接種部位の発赤や腫れ、しこり、発熱、食欲不振などの副反応が見られることがありますが、通常は数日で消失します。