インフルエンザワクチン接種について
当院ではインフルエンザワクチンの接種に対応しています。
ワクチンは数量限定となりますので、ご希望の方はお早めにご検討ください。
料金
13歳未満(2回接種) | 1回目 3,800円、2回目3,500円 |
---|---|
13歳以上 | 3,800円 |
当院のこだわり
安全性に配慮した感染予防対策
予防接種で使う容器や注射針は使い捨て製品ですので、使いまわしが原因の二次感染の防ぎ、高い安全性が担保されています。
極細針を使って痛みを抑制
注射針の太さを表す「G(ゲージ)」は大きくなるほど針が細いことを意味し、細い針の方ほど痛みが少ないとされています。当院では、点滴や採血などの静脈注射の際は21G~23Gの針を使用し、予防接種では24G~27Gの針を使っています。注射に苦手意識がある方でも一度ご相談ください。
注射の痛みについて
皮膚にある痛点は、1㎠あたり100~200個、1㎟あたり平均2個あると考えられています。一方で、通常の注射針は太さ0.4mm~0.8mmであり、どうしても痛点に触れてしまいます。しかし、当院で使っている予防接種用の注射針は0.26mmの非常に細いものであり、なるべく痛点に触れることなく痛みを抑制できるという特徴があります。
ワクチン接種時の注意点
接種できない方
- 1歳未満の子ども
- 37.5度以上の発熱がある
- 体調不良を自覚している
- 重度の鶏卵アレルギーがある
来院時のお願い
- 12歳以下の方は、最初の接種から2~4週間後に2回目の接種をお願いしております。
- 未成年の方の接種には付き添いの保護者の方の署名をお願いしており、保護者の方の同伴をお願いしています。
- 上腕の外側に接種しますので、腕をすぐに出せるような服装でお越しください。
企業・団体へのご案内
福利厚生の一環として、従業員とそのご家族のインフルエンザワクチン接種を採用している企業・団体が多くなっています。当院でも福利厚生のワクチン接種に対応しており、支払方法も後払い・一括払いなど柔軟にご相談を承っております。
Q&A
インフルエンザワクチンは毎年接種しなければいけませんか?
インフルエンザウイルスは毎年その性質が変化するため、しっかりと予防するためには予防接種も毎年受けることをお勧めします。また、インフルエンザワクチンは、病原体の感染力を失わせた不活化ワクチンです。病原体の毒性を弱めた生ワクチンよりも効果は持続しないと言われており、平均持続期間は5ヶ月程とされています。そのため、効果が切れてからは再度ワクチン接種を受けることが望ましいと言えます。
インフルエンザワクチンはいつ頃に接種するのがお勧めですか?
接種から抗体ができるまでに2週間程必要となり、その後は5ヶ月程効果が続くとされています。インフルエンザは毎年12月頃から流行が始まり、1~3月に流行のピークを迎えます。そのため、流行時期に合わせて予防効果を発揮するために、11月中旬~12月中旬までに接種することをお勧めします。
インフルエンザワクチンの4価について教えてください。
流行するインフルエンザの種類は毎年同じではないため、ワクチンもその年の流行を予測して適切なものを作ります。インフルエンザワクチンは、A型・B型のウイルスいずれにも有効となるような成分が含まれています。中でも4価ワクチンとは、H3N2株・H1N1株の2種類のA型株、ビクトリア系統株・山形系統株の2種類のB型株、これらの合計4種類を混合したワクチンのことです。
インフルエンザワクチンにはどんな効果がありますか?
インフルエンザの発症予防はもちろん、万が一発症した際の重症化リスクを減らす効果も期待できます。インフルエンザは発症して1週間程度で快方に向かう方がほとんどですが、人によってはなかなか症状が治らず、インフルエンザ脳症や肺炎などの重大な合併症を併発し、命に関わる場合もあります。免疫が低下している高齢者、基礎疾患を持っている方などは、重症化リスクが高いため、なるべくワクチン接種を受けることをお勧めします。
また、接種者が多ければ多いほど、インフルエンザが流行しづらくなるという社会的なメリットも考えられます。
※厚生労働省の『令和4年度インフルエンザQ&A』もあわせてご覧ください
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html