生後6ヶ月から行える弱視スクリーニング検査
弱視は、生後60ヶ月までに適切な治療を開始すれば、予後が良好とされています。このことから弱視は、早期発見・早期治療がとても重要なのです。
しかし、弱視は3歳児健診では見逃されやすいため、当院では生後6ヶ月から行える弱視スクリーニング検査を実施しています。
弱視とは
視力の発達が遅れている状態で、50人に1人はいるといわれています。斜視や遠視・近視・乱視・不同視などの屈折異常は、弱視の危険因子なので、注意が必要です。
生後60ヶ月までに治療をはじめることができれば、予後がいいとされているので、弱視は早期発見がとても重要です。
お子様にこのような症状はありますか?
- どこを見ているのかわからない
- 顔を近づけて物を見ている
- よく目を細めている
- 周りの人に睨んでいるといわれる
- 顔を斜めにして物を見ている
- 斜視の症状がある
- 目が揺れている
弱視スクリーニング検査
当院では、スポットビジョンスクリーナーという機器を用いて弱視スクリーニング検査を行っています。この機器は、生後6ヶ月から行える弱視スクリーニング検査で弱視の要因となる斜視や屈折異常(遠視・近視・乱視・不同視)を測定します。(視力の測定はできません。)
検査は、数秒程度の短時間のうちに終わります。
弱視の早期発見のために
当院では、6~7か月健診、10か月~1歳児健診の際に、弱視スクリーニング検査を追加して行うことが出来ます。
弱視は、1回の検査では発見されずに、繰り返し検査を行って見つかる場合があります。そのため、1歳6か月健診、3歳健診、入園前健診などの際にも検査を受けていただくことをおすすめしています。
弱視スクリーニング検査の結果を踏まえて、必要な方には小児眼科を紹介しております。気になることやご不明点は、お気軽にお問い合わせください。
弱視スクリーニング検査の費用
6~7か月健診 | 500円 |
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10か月~1歳児健診 | 500円 |
その他(健診外) | 1,000円 |